ある実業家に頼まれて、初めて政治家のパーティーに行ってきました。この日は雪が降っていましたが600人くらいいたのではないかと思います。国会が6時からあると言うことで足早に各テーブルを回り、お忙しそうです。民主党代表の海江田万里氏や元厚生労働大臣の長妻昭氏も駆けつけスピーチをされていました。
翌日にはわざわざご本人からお礼のお電話を頂きました。初めて出席した人だけに電話をしたかは不明ですが100人にかけるとしても100分はかかると思います。
民主党は官僚主導ではなく、政治家主導の政治を行うと言うことがキャッチフレーズだったと思いますが、現役の官僚の話を聞くと、物理的に無理なことがわかります。翌日の答弁書を前日作成し、問題がないかチェックし、翌日の早朝官僚が政治家に答弁書のレクチェーをするとのことでした。
政治家には有権者がいてパーティーを開いたりお礼の電話をしたり、会合に出席しなければなりません。その中で勉強し、答弁書まで作成することはどんなに天才でも無理なような気がします。現実のところ選挙制度でも変わらない限り、官僚主導しか方法はないように思いました。