2018年08月一覧

第一章シュタイナーと歯科医療総論  第三節 歯

第三節 歯 歯は存在時期にしたがって乳歯と永久歯とに区別され、乳歯は上下顎で各10本計20本永久歯は上下顎で各16本計32本ある。知歯を除けば28本である。 エナメル質は無機質からできている。つまり人間の一部は鉱物からできている。人体が鉱物を作り出す。不思議な現象である。 <歯を貫いている部分は素晴らしいシダに似た姿を示し、根と冠をもっています。つまり純粋な植物表現を持っているのです。(L.F.C.メース、2000、136頁)>歯の萌出は植物の芽が出てくる様子に似ている。噛む面にはシダ様の模様が描かれ、その根は顎の中に張り巡らされた植物の根のようでもある。