ここはヤンゴンの中心部から車で5分ヤンゴン川の船着き場から渡し船で10分、対岸の島に渡ったところから自転車タクシーで数分行ったところです。時間にして中心地から1時間も経っていません。
この村でも飢えていると言うことはありませんが子供が病気になっても病院に行けるほどのお金はありません。小学校も仕事を手伝わないといけないので、中退が多く中学校教育を受けられるのは10%程度です。せめて小学校は出してあげたいと思います。
食事は自給自足に近いものがありほとんどお金を使わない生活になっています。それは悪いことだと思いませんが、教育を受けられないと国が発展してもできる仕事は限られます。
ここで使われている飲み水も雨水を池にためたものでとても危険だと思いました。お湯を沸かせばいいのですが、薪にもお金がかかるので煮沸もできないと思います。
今孤児院がどういった状況になっているのかミャンマー人医師NiNi先生にメールで知らせてもらうことになっています。また日本人でミャンマーで仕事をしているビジネスマンにも依頼し多面的に情報を集めようと思います。
コメント
戦後の日本みたいですね。私は経験していませんが。発展途上国には、まだまだこのような状態の子供達が多数いると思います。ほんと、きりがないくらいに。日本は飽食の時代を過ぎ、現在の子供達は、食事中もスマホをいじり携帯と繋がっていないと不安という情けない時代になりました。賞味期限に騒ぐ一方で、食べるものもない人達がいる、このバランスの悪さは、貧困でかたずけてはいけないと思います。
ミャンマー人の平均月収が50ドルくらいと言われています。1日2ドル以下ですから、1日1ドル以下で暮らす絶対貧困に近い数字です。ミャンマーには正確なデータはありませんが、半分以下は1ドル以下で暮らしているのではないでしょうか?
生まれたところがミャンマーか日本かで大きく環境が変わります。私たちは運よく世界第3位の経済大国に住んでいます。私は運が良かっただけです。したがって子供達が教育を受けられる環境を作ってあげたいと思っています。
ミャンマーの子供たちが将来頑張って、貧困から脱出し、次世代のミャンマー人を引っ張ってくれることを私は望んでいます。