川上卓也さんの書いた「貧乏神髄」を読みなおしました。

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 彼は自分からゆっくり貧乏に下りていきます。そして自由とは何か、日々の生活とは何かを読者に問いかけます。そして本当に豊かな生活を楽しんでいきます。また、彼は高校しか出ていないのに学習院大学の講師をしていました。この時、学習院大学の見識の高さには驚かされました。多分たくさんの反対があったかも知れません。それを押しての講師への起用です。
 数年前にこの本を初めて読んだとき、この人に会ってみたいと思うようになりました。そして連絡を取り、仲間内でお金を出し合い、お話を聞かせていただきました。この時は学習院大学での講義録を話してくれました。この本を一度読めば人が生きる本質がわかるような気がします。買ってまでという方は図書館に行けば借りる事が出来ますのでぜひ読んでみてください。
 彼がこういった考えに行きついたのは本当にやりたいことに時間を使うためでした。今では本も2冊出し、多分写真もぼちぼち売れていると思います。彼にはリストラも景気の変動すら、生活に何の支障もありません。この本を読んで、彼の言う貧乏人以下という人種が、自分であることを気付かされた本でした。ブログも出ています。本を買ってまでという方は、ブログだけでも見てみると楽しいと思います。

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