11月14日山形大学教授、村上正泰先生の講演を聞いてきました。

 11月14日、山形大学教授、村上正泰先生の講演を聞いてきました。演題は『医療崩壊の新犯人と今後の医療政策』です。この日は参加者20人程度、全員が質問できました。草の根歯科研究会はこじんまりとした会ですが、講師に自由に質問することができます。
 先生は<国民負担が多い国の経済成長率が低いわけではない>とおっしゃっていました。ここは私も同感です。政府の方針として、医療費を削減することが大命題になっているようにも思いますが、税金が高くなっても安心して医療が受けられる方を国民は望んでいるのではないでしょうか?
 医療、教育、介護のためのお金を貯蓄しなくて済むのであれば、貯蓄率も減るものと思われます。税金が50パーセントになっても、安心して暮らせる社会の方がずっといいと私は思いますが、皆様いかがでしょうか?二児の父として子どもを育ててみて、教育格差社会だけはなくさないといけないと私は思います。
 村上先生にはベーシックインカムの実現性など、いくつか質問させていただきましたが、一言ずつ言葉を選び、実行可能かどうか、分かりやすい言葉で自分のお考えを訥々とお話ししてくださいます。また著書も出ています。私も早速買って読んでみようと思います。 

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