診療室にレコードプレーヤーがやってきました。その2

 レコードプレーヤーをいただいた、解体業のHさんは教養があり、面白いので飲みに誘いました。Hさんは武蔵新城の焼鳥「遠州」が定番ということでここで飲むことにしました。焼き鳥10本頼むと一品サービスしてくれるということでこれを手際良く頼んでくれました。
 Hさんは知識が豊富なので、どうやっているのかと思ったら、本が好きでをかなり読んでいるということでした。大学は中退したとのことでした。よくよく聞いてみると早稲田大学で、なるほどと思いました。解体屋とどうしても結びつかなかった理由がそこにありました。
 教養と職業とは一般的には比例すると思いますが、こういったミスマッチ的な発見は私の一つの趣味と言った方がいいいいかもしれません。何か面白い宝物を発見したような面白さがあります。Hさんの高校の1年後輩には小室哲也さんがいて気軽に歌ってくれたそうです。
 職業は何であれ、毎日が楽しく健康なら素晴らしい人生だと思います。Hさんのように本を読み込み、教養にあふれていればそういった人たちが自然に集まってきます。昔の哲学者はこう言ったタイプだったのではないでしょうか?ディオゲネスも樽に住んで思索したと言われています。

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