3月30日久島弘著『ぼくは都会のロビンソン―ある「ビンボー主義者」の生活術』を読み終わりました。

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 私が大学生だった30年前、ちょうど久島さんと同じような生活をしていました。四畳半一間、風呂なし、トイレなしでした。近くに銭湯があり、コインランドリーもあり、大学に行けば熱いシャワーもあり、何ら不自由した記憶がありません。
 久島さんはたぶん生活費は月に6万円程度だと思います。アジアとヨーロッパをバックパッカーをしながら2年間旅した経験から、このような生活をしているものと思います。文化的な生活をするにはお金ではなく発想だと言う事が読み取れます。
 最近ワーキングプアやネットカフェ難民、非雇用社員など悲惨な状況がニュースや雑誌で取り上げられますが、文化的な生活とお金には相関関係はありません。久島さんのように6万円程度で文化的な生活が送れれば、怖いものはありません。
 会社に縛られることもなく、自由で、社会に対して不満を言う事もなく好きなことを勉強したり、久島さんのように本を書いたりインターネットを通じて自分の生活を紹介することもできます。ソーローの『森の生活』に通じる物を感じます。

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コメント

  1. 中原はな より:

    昭和30年生まれの 中原はな です
    私たちの学生時代
    今から見た ビンボー生活
    同級生も先輩・後輩も 普通生活だったかと
    わたしは自宅生活でしたが
    女の子でも アパート暮らしだと
     台所の水道で 頭を洗った とかいう
    話を聞いたおぼえあります

  2. Dr.Koike より:

    中原はな様
     私が昭和35年ですので、大体世代が同じです。私が住んでいた田舎の家は薪でふろを沸かしていました。毎日薪割りをしていたのを覚えています。日本人が生活を少し(30パーセント)ほど縮小すれば、原発に頼らなくても生きていけると思います。
                       小池 匠
    > 昭和30年生まれの 中原はな です
    > 私たちの学生時代
    >
    > 今から見た ビンボー生活
    > 同級生も先輩・後輩も 普通生活だったかと
    >
    > わたしは自宅生活でしたが
    > 女の子でも アパート暮らしだと
    >  台所の水道で 頭を洗った とかいう
    > 話を聞いたおぼえあります

  3. 中原はな より:

    昭和の暮らし方で 自然に節電生活
     賛成!
    あら また 地震速報
     余震が多い日ですね
    なかなか 診療室までたどりつけません
    先週の水曜日 三茶の診療所の帰り道
    溝の口に自転車を置いていたので
    新城で夕食
    付近を走り 教会をみつけたのに となりにあるのを気づけず
    (うろおぼえだったので家で地図を確認)
    といっても もう10時頃の事
    かわさきFM 79.1MHz を聴きながら 家でいろいろと作業中です

  4. Dr.Koike より:

    中原はな様
     当院は6時くらいまでです。看板が無いので6時以降はどこにあるかわからないと思います。お好み屋さんの前の1Fです。
     自宅マンションの今月の電気代は3分の2になりました。みんなで節約しよう。