2月4日公務員の歯科医師と会っていました。

 歯科医師Oさんは公務員として働いています。国立大学を卒業し、名古屋大学医学部で学位をとりました。(したがって医学博士)ここで興味深いお話を聞いたので書いてみます。
 30年ほど前、名古屋大学に歯学部設置の動きがあり、医学部大学院に優秀な歯科医師を入学させ、準備を始めたとのことでした。スタッフも揃い、翌年というところまで行ったそうです。
 Oさんによると当時文部省(当時は文部科学省ではなかった)の官僚はもっと権限が大きかったと言います。この年度歯学部設置か、医療短大の設置かで話が来たときに医療短大のほうを優先させたとのことでした。
 その翌年できるはずだった歯学部設置はその後流れてしまったとのことでした。この時、もし歯学部が出来ていればその後、京都大学にも歯学部が出来たかもしれません。
 歯科医師復活のカギはいかに官僚との接点を持つかということだと思います。官僚と食事をしているときに、話題について行けず、5分と持たないようでは交渉も何もありません。
 歯科医師復活のカギは前にも書きましたが、官僚との接点を持つということだと思います。私は旧帝国大学への歯学部設置と歯科医師のリベラルアーツの強化がカギのように思います。

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