川井郁子さんのバイオリンの演奏を聞いてきました。

 昨日賀詞交歓会で川井郁子さんのバイオリンの演奏を聞くことができました。ピアノの伴奏もなくたった1人での独奏です。聴衆も40人と少なく「こんな静かな所で演奏するのは初めてです。」とおっしゃっていました。昨年ニューヨーク、カーネギーホールでの公演を行った川井さんはさぞびっくりしたことと思います。
 しかし演奏は少しも手を抜かず、力のこもった演奏を聞かせてくれました。わずか3曲でしたが世界的なバイオリニストがわずか3メートルの目の前で演奏してくれるというぜいたくを味わうことができました。演奏の合間には曲の説明や、カーネギーホールでのエピソードも披露してくれました。
 今年も1年が始まりました。いい音楽を聴き、いいスタートが切れたような気がします。存在感のある音楽家、川井郁子さんのそばでいいオーラを感じ、新年を迎えることができました。芸術家に必要なものは存在感であると感じた1日でした。
 

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