KCSセンター三鷹院の佃隆(つくだたかし)先生の講演を聞いてきました。

 本日、KCSセンター三鷹院の佃隆(つくだたかし)先生の講演を聞いてきました。カイロプラクティックはアメリカでは4年制の大学になっていて、レントゲン検査も行うことができます。私もウエストバージニアでカイロプラクターの診察を受けたことがあります。その理論は決して怪しいものではありません。
 佃先生は国際基督教大学教養学部にかようかたわら、カイロプラクティックに出会い、カイロの勉強を始めます。先生自身7歳の時に野球のバットで頭を強打し、以後体のあちこちに異常を訴えます。これを治したのが今の奥様です。今では人生を豊かに楽しんでいます。
 人を治療する医療者は、どの疾患であれ人を全体で診る必要があります。たとえば糖尿病の6番目の合併症は歯周病です。糖尿病の治療なしには歯周病の完治は難しいのです。この点カイロはからだ全体のバランスから治療していきます。体の治る力を発揮するような手助けをします。
 私は代替医療にも注目しています。エビデンスベースドメディスン、つまり科学的な根拠の基づいた治療も重要ですが臨床家は、ナラティブベースドメディスンはさらに重要だと私は考えています。個人の物語にも注目しなければいけません。
http://www.kcs-center.com/centers/3301/

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