歯科医師のワーキングプア

 最近、歯科医院の厳しい現状がニュースやバラエティー、雑誌で紹介されるようになり、歯科医師のうちで5人に1人が、年収300万円以下というデータさえあります。また予備校では歯科医師の子弟でない限り歯学部を学生に勧めなくなったという話も聞きます。
 歯科医師がお金持ちだったのは過去の話ですが、さすがに最近の報道は行き過ぎで、マスコミが宣伝するほど歯科医師は仕事として悪くはないと私は思います。歯学部を目指す学生は希望を持って入学し、勉強していけば道は開けます。
 フィンランドでは一時期、歯科医師過剰となり、4校ある歯学部は2校閉鎖され、2校になりましたが4年ほど前、1校再度学生を取るようになりました。良いと言われた職業は時代によって移り変わっていくものです。

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