7月15日元金融庁長官の五味廣文さんの講演を聞いてきました。

 「サブプライムローン問題という人災」についての講演でした。私のような経済音痴にも分かるように平易な言葉で話してくれました。お金を借りて住宅を買い、バブルで値上がりし、また売ってローンを組み直す。余ったお金で車を買う。どこにも生産性はありません。いつかは破たんします。
 最近、簡単に考えればおかしいと思うことが平気で通ってしまう危うさがあります。私には大学生の長男と高校生の長女がいます。2人には将来の自分の労働力まで売り払って贅沢はしてはいけないと言ってあります。遊ぶために借金はするなという意味です。
 私はお金はありませんが、借金もありません。必要なものはお金が貯まったら買う、この原則を守っていれば支払いに困ったり、無理に働いてお金を稼ぐ必要はなくなります。自分が本を読む時間、勉強する時間は残しておかなければならないと思っています。
 明日は竹中平蔵さんのお話を日本プレスセンターで聞いてくる予定です。竹中プラン…私は評価していますが批判的な報道は多いと思います。100パーセント良いという政策はありません。どこが良くてどこがいけないのか、マスコミはデータを基に、きちんと評価する必要があります。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする