丘永漢さんが5月16日亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。

 丘永漢さんが5月16日亡くなりました。
 お金の神様として有名な丘永漢氏ですが、経済本よりは小説が面白いんです。1956年、亡命生活を描いた『香港』で直木賞を受賞しました。この本はお勧めです。当時石原新太郎氏が『太陽の季節』で同時受賞となり、こちらが話題となったので影にかくれた形になっていますが私は『香港』のほうがずっとおもしろいと思いました。
 国際的な小説としては当時この本くらいしかなかったのではないかと思います。他にも面白い本がたくさんあります。小説家としてあふれんばかりの才能があったと思いますが、実業家としても成功していきます。小説はどれを読んでも面白いのでぜひ読んでみてください。

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