10月21日木曜日、毎日新聞社主筆、岸井成格さんの講演を聞いてきました。

 10月21日木曜日、日本プレスセンターにて、毎日新聞社主筆、岸井成格さんの講演を聞いてきました。いつもながらに切れの良い語り口で、今起こっている諸問題を解説してくれます。
 今回は尖閣問題については、両政府ともに相手の出方を見誤ったとのことでした。夜中に丹羽大使を呼びだしたとの報道がありましたが、実は遅くなったのは日本側の理由だったようです。また中国では夜中に重要な話をするようです。ここには文化の違いがあります。また日本側は衝突した船は当初漁船ではなく、工作船だと思っていたようです。
 中国側にたてば共産党の国家であり、領土問題で譲歩できない事情もあります。自国民向けに弱気な発言もできません。また中国国内のテレビ放送も自国に都合のいい報道しかしていないと思います。ここは日本側も同じです。過去にはこういった状況でで戦争になった例は沢山あると思います。今回は戦争が回避されただけでも評価しなければいけないような気がします。

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