9月21日、韓国で開業している金先生が遊びに来ました。

 ソウルで開業している金先生とは20年来の付き合いです。以前も書きましたが、金先生は日本のアメリカンスクール卒業後アメリカの大学を卒業し、ソウル大学歯学部に入学、卒業後は日本に留学し、矯正学を学び日本の歯科医師免許を取得、その後韓国に戻り、医学部で学位取得、客員教授をする傍らソウルで開業しています。
 金先生は年に数回日本を訪れ、永住権の更新をしています。韓国で政変があった時には、日本での生活も視野に入れています。これが外国人の危機管理です。周りを海に取り囲まれている日本人とは大違いです。お金も十分貯まり、お嬢様が大学を卒業したら日本で生活しようと思うとお話ししていました。
 ソウルも歯科医師過剰となり以前よりは歯科医師もよくはないようです。韓国は国民皆保険の国ですが、入れ歯や歯を入れるような処置は自費で、保険は効きません。何でも保険でまかまえる日本よりは給付は狭くなっています。又保険でできるものを自費で行うことはできません。国によって保険制度が違います。
 以前遊びに行った、金先生の診療室はソウルにあり、レモン歯科と言う名前が付いています。3台の診療室はいずれも個室でゆったり作られています。待合室は広く、パウダールームもあります。韓国では狭い診療室は流行らないようで、豪華に作ってあります。良くはなくなったとは言うものの、歯科医院経営は日本よりもいいことがわかります。 
 

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