3月15日、仙台で一人暮らしをしている大学生の長男から電話がありました。

 仙台で一人暮らしをしている二十歳の大学生の長男から昨日電話がありました。仙台でお世話になっているので、復興支援のボランティアをして来い、と話したのですが食糧もなく、水も無いのでいったん横浜に帰るように話しました。
 仙台から鶴岡に出るバスに乗るために、雨が降っている中、東京に自宅のある友人と2人で、今日、朝4時から並んでいますが、いまだにバスには乗れません。ガソリンが無くなり次第、バスには乗れないようです。現在仙台では物資が不足しています。
 時間が長引くと疲れるので、途中、山形に住む、私の友人のところに今朝電話を入れて何かあったら泊らせてくれるようにお願いしました。快諾してくれましたが、ここもガソリンが無く、駅までは迎えに行けないとのことでした。
 幹部自衛官から、ご遺体がたくさんあるけれども、生きている方の救護で手いっぱいで、手が回らないとの情報も入ってきました。自衛隊、消防隊、警察は全力で頑張ってくれています。しかし現地は思ったよりも悲惨な状況です。