8月26日佐藤優著『獄中記』再々読


 8月26日佐藤優著『獄中記』再々読、この本を読み返すのは3回目です。512日間東京拘置所に拘留された、異端の天才元外務官僚、佐藤優氏の獄中記。最悪の環境下で、彼が自分を失わず、自壊しなかったのは キリスト者としての信仰と自分自身への信頼か???
 名を残す事よりは、自身の尊厳と、やっていない事は自分が不利になっても主張する勇気、裁判で不利になっても、国益を考え、国益に反する事は決してしゃべらず、自ら512日間の拘留を受け入れ、勉強に励む。ここでの記録が『国家の罠』『獄中記』を生んでいく。
 佐藤さんには失礼だが、捕まってくれたおかげでこの天才の異彩を世間に知らしめることになった。本人の意図とは逆に日本国中に名前が知れ渡り、私も本が読めるようになった。佐藤氏の獄中記是非読んでみてください。人間の生き方が感動を与えます。