6月18日プロゴルファー金子柱憲さんのいい話

 ゴルフのトーナメントで多額の賞金がかかり、自分が先に入れ、相手がパットを外すと自分の勝ちが決まる時、金子プロはどういう心理状態になると思いますか?私なら口には出さなくてもパットを外せと心の中で念じると思います。
 金子さんがゴルフの試合で、この様な場面では、相手のパットが入れと念じるそうです。意外ですね、勝つためには心が切れてはいけないと言います。この場合はプレーオフに持ち込まれても勝てるそうです。
 外せと念じて入れられた時には、気持ちが切れてしまってプレーオフには勝てないと話していました。相手のミスを喜ばない。自分の力で勝ちに行く、トッププロは精神的にもタフです。
 この日は早稲田で朝9時から夜7時45分まで講義を受け、その後、教授2人と学生5人で食事をしながら飲んでいました。11時過ぎまで飲んで終電が無くなりました。金子さんは車なのでウーロン茶で4時間も付き合ってくれました。
 金子さんの家も横浜にあるので、途中で下してもらってタクシーで帰ろうと思いました。ところがわざわざ高速道路を途中で降りて、遠周りして自宅まで送ってくれました。とても親切です。助かりました。
 ワープロもパワーポイントも使えかった金子さんは自分で練習し、今では資料も素晴らしいものを作ってきます。トッププロは集中力が違います。まだ入学してから2ヶ月半しかたっていません。