4月29日、内閣官房参与、小佐古敏荘先生辞任で思うこと。

 4月29日、東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏先生が内閣官房参与を辞任する意向を表明しました。福島県の小学校等の校庭利用の線量基準が年間20mSvの被曝に反対しての辞意表明だと思われます。
 私は歯科医師ですから年間20mSvがどの程度危険かわからないので、自分の尺度に直して判断しています。胸部CT1回で6~7mSvですので細胞分裂が盛んな子供にはあまりいいとは思いません。
 CT、1回で1000人に1人、2回で500人に2人癌が発生するというデータもあります。また10年被曝し続ければ200mSvですから蓄積線量だとするとさらに危険になります。
 いずれにしてもここまでなら大丈夫という基準などないと思っていた方がいいと思います。放射能被曝については、高木学校のホームページを読んでください。http://takasas.main.jp/index.htmlです。
 今後10年経った時に、年間20mSvの基準が正しかったかどうかは答えが出ると思います。後になって判断が間違っていたということは山ほどあります。各個人がよく勉強し、独自の判断を持つことが重要です。

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