昨日、ニューオータニにある日本歯学センターを見学させていただきました。財界、政界の著名人が通うこのセンターはすべてのものが混然一体となり、田北敏行先生の人格そのものを表しているような気がします。100坪の診療室はゆったりと作られ、待合室も3つあり患者様同士が顔を合わせることはありません。ちりひとつなく、掃除は行き届き、スタッフが笑顔で迎えてくれます。
診療台6台はすべて個室で、インプラントのオペ室をはじめ、全ての個室にコンセプトがあります。患者数は1日15名、歯科医師は息子さんの行広先生と代診の飯野先生の3名、歯科衛生士2名、歯科技工士2名、秘書、受付、助手と総勢10名で患者様をゆったり診療しています。まさに理想の診療室です。
私は今までにここまで完璧な診療室を見たことがありませんでした。ここまで創り上げるにはひたすら努力し、苦労を重ねて来たに違いありません。田北院長先生は初対面の私にも充分時間をとってお話ししてくださいました。夜は息子さんの行広先生と焼き鳥をつまみながらお話をさせていただきました。
行広先生も勉強家で短大に通い英語力を身につけアメリカに留学し、一昨年はスウェーデンの口腔外科病院に留学しています。常に努力し続けることを身上にしているようです。歯科医院は歯科医師の人格を現します。診療室を居心地のよい空間とし、自分の家よりきれいに保つことが必要だということを身をもって体験した1日でした。